島津保次郎

昭和二十年以前

兄とその妹(昭和14年)

島津保次郎は松竹蒲田撮影所で「小市民映画」スタイルを確立して松竹を代表する名監督でしたが、本作はその島津保次郎の代表作とされる作品です。兄夫婦宅に妹が同居している三人家族を主人公にしていて、兄を佐分利信、妹を桑野通子が演じています。
昭和二十年以前

隣の八重ちゃん(昭和9年)

監督は蒲田調を支えていた島津保次郎で、城戸四郎が最も信頼を置く監督だったといわれています。現在では「ホームドラマの元祖」とも呼ばれているこの『隣の八重ちゃん』は、トーキー初期に島津保次郎が放った傑作で、昭和9年度のキネマ旬報ベストテンで第二位に選ばれました。
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