1940年以前 激怒(1936年) フリッツ・ラングはユダヤ系オーストリア人で、ナチスドイツによる迫害の対象となることをおそれ、ドイツを脱出してパリに滞在後、アメリカに渡りました。本作はフリッツ・ラングがハリウッドのMGMで初めてメガホンをとった作品です。 2024.06.09 1940年以前外国映画
1940年以前 M(1931年) サイレント時代からドイツで監督として活躍していたフリッツ・ラングにとっての初めてのトーキー作品で、デュッセルドルフで起こった少女連続殺人事件をモチーフにしてラングと妻テア・フォン・ハルボウが脚本を書きました。 2024.06.02 1940年以前外国映画
外国映画 軽蔑(1963年) 『勝手にしやがれ』でヌーヴェル・ヴァーグの一番最後に映画監督デビューを果たしたゴダールは、結婚したアンナ・カリーナを主演にした作品を発表していましたが、本作では当時の世界的女優ブリジット・バルドーが主演に起用されています。 2024.05.30 外国映画1960年代
外国映画 十戒(1956年) 1923年製作のサイレント映画『十誡』を大ヒットさせて「史劇の巨匠」とも呼ばれていたセシル・B・デミルが七十五歳のときに自らのプロダクションによりリメイクした3時間40分に及ぶ大作で、製作費は当時の金額で1300万ドルに達しました。 2024.05.05 外国映画1950年代
1940年代 三人の妻への手紙(1949年) ジョセフ・L・マンキーウィッツは本作でアカデミー賞監督賞・脚本賞の二部門を受賞したのですが、翌年も『イヴの総て』で監督賞・脚色賞でオスカーを獲り、二年連続の二部門受賞は現在でもマンキーウィッツだけという快挙を成し遂げました。 2024.05.02 1940年代外国映画
1940年代 三人の名付親(1948年) 1913年に出版されたピーター・B・カインの最初の小説が原作となっていて、ジョン・フォード監督は1919年に『恵みの光』というタイトルで一度映画にしていますが、本作はその再映画化作品です。『恵みの光』に主演した初期西部劇俳優ハリー・ケリーに捧げられています。 2024.04.29 1940年代外国映画
1940年代 紳士協定(1947年) ハリウッドではアメリカ社会の背後に潜む反ユダヤ主義(Anti-Semitism)を取り上げることはタブーとされていましたが、20世紀フォックスのダリル・F・ザナックは初めてこのテーマを真正面から取り上げた映画を製作しました。 2024.04.10 1940年代外国映画
外国映画 イルカの日(1973年) ロベール・メルルというフランスの作家が書いた小説を『卒業』で頭角を現したマイク・ニコルズが監督した話題作でしたが、850万ドルの製作費を費やしたにも関わらず興行収入はアメリカ国外を合わせても230万ドルと惨敗しました。 2024.04.07 外国映画1970年代
外国映画 ミラノの奇蹟(1951年) 第二次大戦後に復興を始めたイタリアは貧富の格差が顕在化してきます。本作は分断化されたイタリア社会をミラノ郊外の貧民窟を舞台にしてファンタジックに描いていて、1951年の第4回カンヌ国際映画祭ではパルムドールを獲得しています。 2024.04.04 外国映画1950年代
1940年代 鉄路の斗い(1946年) 第二次大戦で連合軍がノルマンディー上陸作戦を決行した際にフランスの鉄道労働者たちが激しいレジスタンス活動を行い、ドイツ軍の兵站網を破壊する姿を描いていて、第二次大戦終結翌年の1946年に製作されました。ルネ・クレマンの初めての長編劇映画です。 2024.03.21 1940年代外国映画