日本映画 月は上りぬ(昭和30年) 日本映画における初の女性監督は戦前の坂根田鶴子という人だそうで、田中絹代はその坂根田鶴子に次いで、日本映画では二番目の女性監督となりました。本作は、監督デビュー二年後の昭和30年に製作された田中絹代の監督第二作となります。 2021.11.15 日本映画昭和三十年代
1940年代 春の珍事(1949年) 原題は「It happens every spring」。本作の主人公は野球好きの科学者で、野球が開幕するのは春。そして主人公は偶然にも木材をよける液体を発見して、それをすりこんで投げると、ボールはまるでバネが跳ねるようにバットをよけます。ですから「spring」はバネとか跳ねるとかの意味をひっかけてあるんですね。 2021.11.12 1940年代外国映画
外国映画 スティング(1973年) 主演のポール・ニューマンとロバート・レッドフォードは『明日に向って撃て!』で共演していて、ジョージ・ロイ・ヒル監督が再び二人の共演を実現させました。 2021.11.07 外国映画1970年代
1940年代 幻の女(1944年) 原作はウィリアム・アイリッシュのミステリー小説「幻の女」で、1942年に出版されました。二年後に映画化されているということは小説がヒットしたせいでしょうか。 2021.11.06 1940年代外国映画
日本映画 黒の試走車(昭和37年) 「試走車」と書いて「テストカー」と読ませるこの映画がヒットしたおかげで、「黒の~」というタイトルの大映映画「黒シリーズ」は昭和39年までの三年間で11作目まで作られることになりました。 2021.11.06 日本映画昭和三十年代
日本映画 アナタハン(昭和28年) 第二次大戦にアナタハン島に取り残された日本人たちが起こしたのが「アナタハン事件」。『モロッコ』で知られる監督のジョセフ・フォン・スタンバーグが、日本に来て日本のスタッフで制作したのが、この『アナタハン』なのです。 2021.11.03 日本映画昭和二十年代
昭和二十年以前 決戦の大空へ(昭和18年) この映画が製作・公開されたのは昭和18年。原節子が主演している東宝製作の映画ですが、クレジットには「海軍省検閲済み」「情報局国民映画」と出てくる通り、海軍による国策映画として作られました。 2021.11.01 昭和二十年以前日本映画
1940年代 夜も昼も(1946年) この映画はたくさんのミュージカルで作詞・作曲を担当し、数多くのスタンダード・ナンバーを世に送り出したコール・ポーターの伝記映画。音楽家の伝記ものとしては『グレン・ミラー物語』や『愛情物語』と同じ系列の作品で、本作も「コール・ポーター物語」という邦題のほうがわかりやすかったかもしれません。 2021.11.01 1940年代外国映画
1940年以前 コンチネンタル(1934年) 元はアステアが主演していたブロードウェイミュージカルの「Gay Divorce」(陽気な離婚)で、映画化に際して題名が「The Gay Divorcee」(陽気な離婚女性)に変更されました。「離婚」という言葉がカトリックの観客にとっては不適当だと判断されたのだそうです。 2021.10.29 1940年以前外国映画
外国映画 百万弗の人魚(1952年) 主演はエスター・ウィリアムズ。実際に競泳選手として活躍して本当ならオリンピックにも出場していたレベルだったとか。水泳のスキルをいかして水中ショーに出ていたところをハリウッドにスカウトされてMGMで大スターになったのでした。 2021.10.25 外国映画1950年代