WAR

日本映画

アナタハン(昭和28年)

第二次大戦にアナタハン島に取り残された日本人たちが起こしたのが「アナタハン事件」。『モロッコ』で知られる監督のジョセフ・フォン・スタンバーグが、日本に来て日本のスタッフで制作したのが、この『アナタハン』なのです。
昭和二十年以前

決戦の大空へ(昭和18年)

この映画が製作・公開されたのは昭和18年。原節子が主演している東宝製作の映画ですが、クレジットには「海軍省検閲済み」「情報局国民映画」と出てくる通り、海軍による国策映画として作られました。
外国映画

戦う翼(1962年)

人公バズ・リクソン大尉を演じているのはスティーヴ・マックイーン。あの娯楽映画の大傑作『大脱走』の前年に出演した作品です。マックイーン主演の戦争映画ならば、当然のごとく弱きを助け強きをくじくマックイーンを想像してしまうのですが、本作はちょっと違っていて終戦まで戦闘機に乗り続けたいとのぞむ戦争大好きな空軍大尉を演じています。
外国映画

トラ・トラ・トラ!(1970年)

「トラ・トラ・トラ」は日本軍による真珠湾攻撃の開始を伝える暗号文。映画の中でも、田村高廣演ずる淵田中佐がゼロ戦の機上から「トラトラトラや」と叫ぶ場面がありました。あくまで「奇襲」が成功したことを伝えるもので、攻撃の成功を報告するものではないんですね。日米合作にあたっては、大変な紆余曲折があり、中でも黒澤明の降板が大きな話題になりました。
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