外国映画

外国映画

欲望(1966年)

主人公の写真家デヴィッド・ヘミングスがたまたま撮影したフィルムを現像して、印画紙に拡大するとそこに映っていたものは…というサスペンス仕立てになっていると同時に、見るとか映すとかいう行為の意味を突き詰めていくような哲学的な作品になっています。
1950年代

恐るべき子供たち(1950年)

フランスの詩人ジャン・コクトーが1929年に発表した小説「恐るべき子供たち」をコクトー自身が脚本にしてナレーションをつとめたのが本作です。コクトーは同じ年に『オルフェ』を監督していまして本作はジャン・ピエール・メルヴィルに任せています。
外国映画

ナバロンの要塞(1961年)

アリステア・マクリーンの小説の映画化を企画したのが脚本家カール・フォアマン。フォアマンは自ら脚本を書いて、当時としては破格の600万ドルという巨費を投じて2時間40分の長編大作に仕上げ、1961年の全米興行収入ランキング第三位の大ヒットを記録したのでした。
外国映画

サマー・ストック(1950年)

ジュディ・ガーランドはMGMミュージカルを代表するスターでしたが、少女時代からの薬物中毒の影響で心身ともに不安定になり、立て続けに主演作から降板する事態となりました。やっとのことで出演した本作でも現場が混乱し、本作完成後にMGMはジュディとの契約を破棄してしまいます。
1950年代

砂漠の鬼将軍(1951年)

エルヴィン・ロンメルはアフリカ戦線で英国軍と戦った英雄で、大戦中のドイツではヒトラーに次いで国民から人気があったとか。そのロンメルがどんな人で、ドイツ軍の中でどのように振る舞い扱われたのかを丁寧に描いていますので、ヨーロッパ戦争の勉強にもなる映画です。
1940年以前

駅馬車(1939年)

ジョン・フォードにとって初めてのトーキーによる西部劇で、B級西部劇にしか出演していなかったジョン・ウェインを主役に抜擢して、駅馬車に乗り合わせた乗客たちの人間模様を巧みに織り交ぜて、クライマックスではインディアンによる襲撃を見事なアクションとして描いています。
外国映画

麗しのサブリナ(1954年)

オードリー・ヘプバーンが『ローマの休日』に続く主演作に選んだのがこの『麗しのサブリナ』で、ビリー・ワイルダー監督がブロードウェイで上演されることになっていた原作を買い付け、オードリーが主演する前提で脚本化した作品です。
外国映画

オリエント急行殺人事件(1974年)

ミステリーの女王とも言われたアガサ・クリスティの小説はクリスティの代表作として愛読された作品で、アガサ・クリスティのファンによる人気投票では必ず上位にランクされ続けています。本作は、1974年の世界興行収入ランキングで14位に入る大ヒットを記録したのでした。
外国映画

華麗なる週末(1969年)

原作はウィリアム・フォークナーの「自動車泥棒」という小説で、二十世紀初頭のアメリカ南部で少年が4日間の旅を通して成長するという物語です。スティーヴ・マックイーン主演にしてはのどかな作品になっていますが、「華麗なる」というタイトルはどうにも内容にマッチしていません。
外国映画

馬上の二人(1961年)

ジェームズ・スチュワートは西部劇でも活躍していますが、主にアンソニー・マン監督作品が中心でした。本作はキャリアの晩年期にさしかかったジョン・フォード監督がはじめてジェームズ・スチュワートを主演に起用した作品で、リチャード・ウィドマークが共演しています。
タイトルとURLをコピーしました