1960年代

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暗くなるまで待って(1967年)

ードリーのもとにヒッチコックの『ダイヤルMを廻せ!』を書いたフレデリック・ノットの新作が届きました。それが本作のもとになる小説だったわけですが、まもなくブロードウェイで舞台化されると知ったオードリーはすぐに映画化権を確保したいと要望を出したのでした。
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アラベスク(1966年)

脚本が結構メチャクチャなのでストーリーに引き込まれることはないのですが、変幻自在なキャメラの工夫と次々に展開される場面設定がいろいろと転換するバリエーションの豊かさに見とれているうちに映画が終わってしまいました。
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俺たちに明日はない(1967年)

原題の「Bonnie and Clyde」のとおり、1930年代にアメリカ中西部で銀行強盗を働いたボニー・パーカーとクライド・バロウのコンビを主人公にしていまして、アメリカンニューシネマの嚆矢ともいえる作品です。
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グラン・プリ(1966年)

レースを題材にした映画は、マックイーンの『栄光のル・マン』やポール・ニューマンの『レーサー』などがありますが、間違いなくダントツで本作がNo.1と断言できます。3時間の上映時間にレースとレーサーの人生模様の両面が凝縮されていて、しかも基本のストーリーラインはF1グランプリの年間シーズンを追っていく時系列になっています。
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007サンダーボール作戦(1965年)

世界市場をターゲットにした本作は、なんと日本の日比谷映劇でワールドプレミア上映が行われたという記録が残っています。結果的に1965年の世界興行収入ランキングでは『サウンド・オブ・ミュージック』に次ぐ第二位となり、007シリーズの中では最高のヒット作となったのでした。
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ワイルドバンチ(1969年)

2時間20分を超える上映時間は少し長過ぎるような気がするものの、うまいシナリオとカッコいいカット割りで一気に見せるエンターテイメント西部劇でしたね。まあ西部劇というよりはアクション大作というほうが正確かもしれません。
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ブリット(1968年)

刑事物ジャンルではトップクラスに入る出来栄えではないでしょうか。というのも本作のキモはその圧倒的なリアル感。演出もキャメラも演技も、すべてにおいてリアリティが強調されていて、見ていると現場にいるような没入感に浸ることができます。
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007ゴールドフィンガー(1964年)

『ロシアより愛をこめて』がスパイ・サスペンスとして一級品だったのに比較すると、アクション・エンターテイメントとしての007シリーズを確立したのは本作だったといえるでしょう。
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価値ある男(1961年)

三船にとっても本作の出演がステップとなって、1960年代後半の『グラン・プリ』や『太平洋の地獄』などの大作に出演することになるのですから、キャラクター的にみるとなんでこんな映画にと思ってしまう一方で、映画キャリア的には世界進出に適当な選択だったのかもしれません。
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アルフィー(1966年)

本作は1964年に初演されたビル・ノートン作の舞台劇がもとになっていて、ロンドンやブロードウェイで上演されて人気を博していたそうです。舞台でアルフィー役をやっていたテレンス・スタンプが映画出演を拒否したため、マイケル・ケインが主人公に収まり、結果的にマイケル・ケインの出世作になりました。
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