1960年代

外国映画

プレイタイム(1967年)

前屈みで膝を曲げずに歩くレインコート姿のユロ氏。ジャック・タチが自ら演ずる『ぼくの伯父さん』が、この映画にも登場します。けれども本作の主役は、そのユロ氏ではなく、映画の幾何学的でガラス貼りの建築物が建ち並ぶ近未来都市。パリの一角にあることは間違いないのですが、パリらしさのない、見知らぬ街。アメリカからやって来た観光ツアーの団体と一緒になって、この不思議な街を見物しましょう。
外国映画

007ドクター・ノオ(1962年)

ジェームズ・ボンドがはじめて映画に登場。以来五十年も映画界を代表するヒーローとして活躍し続けています。ボンドガール、車、銃器、欧米以外の国、タキシード、酒、タイトルデザイン。007シリーズのエッセンスはすべてこの第一作に詰め込まれていたんですね。誰もが知っているギターリフのテーマ曲はモンティ・ノーマンの作曲。映画史上最も有名な主題曲ではないでしょうか。
外国映画

リオの男(1964年)

ジャン=ポール・ベルモンドと聞いて『勝手にしやがれ』を思い浮かべる方はアート映画志向なのに対して、この『リオの男』がすぐに思い出される方は娯楽映画志向なのではないでしょうか。それくらいベルモンドにとっての代表作のひとつ!とても楽しい映画で、気分がモヤっているときに見て、頭の中をすっからかんにしてしいまいましょう。
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