1950年代

外国映画

帰らざる河(1954年)

はっきりいってプロットもいい加減ですし、キャラクターの描き方も浅いのですが、とにもかくにもマリリン・モンローを見てくださいというだけの映画で、しかもそれで十分楽しめてしまう作品でした。
外国映画

上流社会(1956年)

音楽・歌・演技・演出、それをとってもデラックスですし、映画全編が品格に満ちています。MGMの黄金時代を象徴する作品で、グレース・ケリーの美しさを堪能できる歴史的な映像遺産として、末永く残していきたいものですね。
外国映画

紳士は金髪がお好き(1953年)

このミュージカルコメディと次作の『百万長者と結婚する方法』の成功によってマリリン・モンローは一躍ハリウッドの一流スターとしての道を駆け上っていくことになるのでした。
外国映画

ウィンチェスター銃 ’73(1950年)

ジェームス・スチュワートを西部劇でハードな役にチャレンジさせたのが、かつて舞台でジミーと知り合いだったアンソニー・マン。ジミーとアンソニー・マンの二人は、本作を契機にして七本の映画で主演俳優と監督としてコンビを組むことになるのです。
1950年代

宇宙戦争(1953年)

原作はジュール・ヴェルヌとともにSFの創始者ともいえるH・G・ウェルズが1898年に発表した小説で、火星人の襲来により地球が滅亡の危機に瀕するディストピアをパラマウント・ピクチャーズが映画化しました。
外国映画

禁断の惑星(1956年)

MGMが1956年に本作を製作するまでは、SF映画といえば宇宙人が地球に攻めてくるといった地球防衛的内容がほとんどで、宇宙や他の惑星を舞台にした作品はほとんど存在しませんでした。そんな中で登場したのが『禁断の惑星』で、今でもSF映画のエポックメーキング的映画として高評価されています。
外国映画

忘れられた人々(1950年)

本作はルイス・ブニュエルのメキシコ時代の作品で、カンヌ国際映画祭の監督賞を獲得しました。ルイス・ブニュエルは五十歳にして、国際的舞台に復帰したのでした。
外国映画

シンバッド 七回目の航海(1958年)

アラビアン・ナイトを素材とした本作では、想像上の怪物や魔法のランプが登場するアドベンチャーファンタジーになっていて、ストーリーは他愛のないものですが、「ダイナメーション」と呼ばれる実写+アニメの合成テクニックが存分に楽しめます。
外国映画

80日間世界一周(1956年)

原作はフランスの作家ジュール・ヴェルヌが1873年に発表した冒険小説。ジュール・ヴェルヌは「海底二万哩」や「月世界旅行」を19世紀に発表したSFの元祖ともいえる作家。当時の旅行社が世界一周ツアー企画を売り出していたことにヒントを得て、そこに80日という期限を加えて小説にしたのだそうです。世界各国を巡る楽しい映像が楽しめる本作は、1956年度のアカデミー賞で見事作品賞など5つのオスカーを獲得しました。
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地球最後の日(1951年)

もとは1933年に発表された小説ですが、宇宙からやってきた天体が地球に衝突するという究極のシチュエーションを扱った最初の作品といわれています。
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