日本映画 乱れる(昭和39年) 成瀬巳喜男は松竹からPCLに移籍した以降はそのままほとんどの作品を東宝で作り続けましたが、本作はそのキャリアの終盤の頃の一本です。主演は成瀬作品で多く主演をつとめた高峰秀子。相手役を若大将・加山雄三が演じています。 2023.02.21 日本映画昭和三十年代
外国映画 ホット・ロック(1972年) 「サハラの宝石」というダイアモンドを盗み出すのですがダイアモンドそのものをなかなか手に入れられないという犯罪喜劇で、ロバート・レッドフォードと仲間三人が互いの得意分野を活かした盗みのプロとしてチームプレーを働く展開になっています。 2023.02.15 外国映画1970年代
日本映画 ガンマー第3号 宇宙大作戦(昭和43年) 東映は昭和41年に千葉真一主演で『海底大戦争』を日米合作で作っていますが、そのときにタッグを組んだラム・フィルムとともに再びSF作品として製作されたのが本作で、英語タイトルは「The Green Slime」となっています。 2023.02.15 日本映画昭和四十年代
日本映画 夕やけ雲(昭和31年) 本作は昭和30年11月公開のメロドラマ『野菊の如き君なりき』から5ヶ月後に発表された青春もので、前作で起用された田中晋二が魚屋の長男洋一を演じています。脚本は木下恵介の実妹の楠田芳子で、妹の脚本を木下恵介が監督した唯一の作品でもあります。 2023.02.12 日本映画昭和三十年代
日本映画 黒い十人の女(昭和36年) 大映の永田雅一から『おとうと』を作ったご褒美として好きな映画を撮っていいと言われた市川崑は、映画業界のライバルだったTV局のプロデューサーを妻と九人の浮気相手が共謀して殺そうとするブラックなドラマを和田夏十の脚本で作ることにしました。 2023.02.11 日本映画昭和三十年代
日本映画 濡れ髪牡丹(昭和36年) 「濡れ髪シリーズ」は市川雷蔵が身分や腕前を隠しながら修行したり旅に出たりというコメディタッチの時代劇連作で、この『濡れ髪牡丹』では雷蔵がなんでもこなす万能な股旅姿の侍に扮していて、町一番の大親分京マチ子の婿候補になるという設定です。 2023.02.09 日本映画昭和三十年代
昭和二十年以前 エノケンの近藤勇(昭和10年) 浅草出身のコメディアン榎本健一はエノケン劇団を松竹座で立ち上げて人気者になっていて、そこに目をつけたのが東宝の前身であるPCL。ピー・シー・エル映画製作所は昭和12年に東宝映画となるのですが、エノケンが出演した10本の映画はすべてPCLの作品でした。 2023.02.08 昭和二十年以前日本映画
1940年代 ピクニック(1946年) 1936年に撮影されたフィルムは第二次大戦勃発によって未完のままとなっていましたが、戦後になってプロデューサーのピエール・ブロンベルジェがアメリカに渡っていたジャン・ルノワールの承認をとって40分の中編として再編集しました。 2023.02.06 1940年代外国映画
外国映画 黄金の七人(1965年) スイス銀行の電子制御された金庫から7トンの金塊を盗み出す教授と6人の盗みの専門家たちに超グラマラスな謎の美女がからむ痛快でゴキゲンな犯罪喜劇で、1972年にスタートした「水曜ロードショー」の記念すべき初回放映作品でもあります。 2023.02.02 外国映画1960年代
外国映画 尼僧物語(1959年) フレッド・ジンネマンは原作の映画化権を手に入れたものの、内容が地味だったためになかなか製作会社を見つけることができませんでした。ところがオードリー・ヘプバーンがシスター・ルークを演じたいという意向を示した途端にワーナーブラザーズによる出資が決まりました。 2023.02.01 外国映画1950年代