外国映画

百万弗の人魚(1952年)

主演はエスター・ウィリアムズ。実際に競泳選手として活躍して本当ならオリンピックにも出場していたレベルだったとか。水泳のスキルをいかして水中ショーに出ていたところをハリウッドにスカウトされてMGMで大スターになったのでした。
日本映画

しなの川(昭和48年)

不況感が漂う世相を背景に、上村一夫のマンガ『同棲時代』が大ヒット。映画化も成功して松竹は由美かおる主演でその二番煎じを狙います。しかし結果的にコケてしまったのがこの『しなの川』でした。
日本映画

華岡青洲の妻(昭和42年)

大映の看板役者は「カツライス」と呼ばれた勝新太郎と市川雷蔵のふたり。その片翼である勝は勝プロダクションを設立して独立。大映に残った市川雷蔵は、本作に出演してこの年のキネマ旬報主演男優賞を獲得することになります。
外国映画

戦う翼(1962年)

人公バズ・リクソン大尉を演じているのはスティーヴ・マックイーン。あの娯楽映画の大傑作『大脱走』の前年に出演した作品です。マックイーン主演の戦争映画ならば、当然のごとく弱きを助け強きをくじくマックイーンを想像してしまうのですが、本作はちょっと違っていて終戦まで戦闘機に乗り続けたいとのぞむ戦争大好きな空軍大尉を演じています。
日本映画

悦楽(昭和40年)

大島渚は昭和36年に松竹を辞めて、創造社を設立します。本作はその創造社が製作して、松竹が配給した作品。加賀まりこがヒロインを演じていますが、あまり登場場面は多くはありません。
1940年代

打撃王(1942年)

原題は「The Pride of the Yankees」(ヤンキースの誇り)で、メジャーリーグを代表するチームであるニューヨーク・ヤンキースに在籍したルー・ゲーリッグを主人公にした作品です。ルー・ゲーリッグはベーブ・ルースと同じ時代に活躍した強打者の一塁手でしたが、難病に倒れて四十二歳で夭折しました。
昭和二十年以前

土(昭和14年)

昭和14年の日活映画で、製作当時は15巻・142分の大作だったそうです。その後、フィルムが散逸して、映画の最初と最後が失われたバージョンがドイツで発見され、その93分バージョンが現存版として残っています。
日本映画

必殺仕掛人(昭和48年)

「必殺シリーズ」といえば「必殺仕事人」がすぐに思い浮かぶところですが、TVシリーズのスタートは「必殺仕掛人」。そもそも池波正太郎の原作が「仕掛人・藤枝梅安」ですから、そこに必殺と命名したのがシリーズ第一作となったのでした。
外国映画

007死ぬのは奴らだ(1973年)

ショーン・コネリーは前作『ダイヤモンドは永遠に』でカムバックしましたが、かつての躍動感は失われていて激しいアクションはもう無理でした。そこでハリー・サルツマンとアルバート・R・ブロッコリのプロデューサーコンビは新しいボンド役にイギリス人俳優のロジャー・ムーアを指名しました。ショーン・コネリーとは全く違って軽い快さが持ち味のムーアは、この映画をきっかけにムーアらしいジェームズ・ボンド像をつくっていきます。
昭和二十年以前

大学の若旦那(昭和8年)

この『大学の若旦那』こそ、あの「若大将シリーズ」のモデルとなった作品。実家の大店、大学、運動部、うるさい父親とやさしい妹、学友、そして恋人。若大将シリーズの基本設定はほとんどすべてこの『大学の若旦那』のパクリと言ってよいかもしれません。
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