1960年代

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ワイルドバンチ(1969年)

2時間20分を超える上映時間は少し長過ぎるような気がするものの、うまいシナリオとカッコいいカット割りで一気に見せるエンターテイメント西部劇でしたね。まあ西部劇というよりはアクション大作というほうが正確かもしれません。
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ブリット(1968年)

刑事物ジャンルではトップクラスに入る出来栄えではないでしょうか。というのも本作のキモはその圧倒的なリアル感。演出もキャメラも演技も、すべてにおいてリアリティが強調されていて、見ていると現場にいるような没入感に浸ることができます。
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007ゴールドフィンガー(1964年)

『ロシアより愛をこめて』がスパイ・サスペンスとして一級品だったのに比較すると、アクション・エンターテイメントとしての007シリーズを確立したのは本作だったといえるでしょう。
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価値ある男(1961年)

三船にとっても本作の出演がステップとなって、1960年代後半の『グラン・プリ』や『太平洋の地獄』などの大作に出演することになるのですから、キャラクター的にみるとなんでこんな映画にと思ってしまう一方で、映画キャリア的には世界進出に適当な選択だったのかもしれません。
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アルフィー(1966年)

本作は1964年に初演されたビル・ノートン作の舞台劇がもとになっていて、ロンドンやブロードウェイで上演されて人気を博していたそうです。舞台でアルフィー役をやっていたテレンス・スタンプが映画出演を拒否したため、マイケル・ケインが主人公に収まり、結果的にマイケル・ケインの出世作になりました。
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アンツィオ大作戦(1968年)

アンツィオとはローマから南に50km離れたところにある港町。第二次大戦末期の1944年に連合軍はここからローマへ進軍するために上陸を果たしますが、ドイツ軍の激しい抵抗にあいました。本作はその戦闘を孤立した連合軍兵士の視点から描いた物語になっています。
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将軍たちの夜(1967年)

原作は1962年に発表されたハンス・ヘルムート・キルストによる同名の小説で、自らの軍隊体験をもとにして第二次大戦を題材にしています。本作の特徴は戦争を描いていながら、戦争に隠れて見えない個人の犯罪に焦点をあてているところで、戦争映画のジャンルには入りますが犯罪映画でもあり、犯人を追い詰めていくサスペンス映画とも言えるかもしれません。
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プロフェッショナル(1966年)

原題は「The Professionals」で四人のプロフェッショナルが誘拐された人妻を助け出すために金で雇われるというプロットになっています。舞台はメキシコ革命期のテキサスとメキシコの辺境。ほとんど砂漠と岩山という厳しい環境を背景とした痛快アクション巨編になっています。
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ハスラー(1961年)

本作は「勝負師」という和訳がぴったりのビリヤードプレイヤーのお話です。ポール・ニューマンは当時マーロン・ブランドの再来といわれた有望俳優でしたが、これという出演作にはまだ恵まれていませんでした。そんなときにぴったりとハマったのがこの映画です。
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リバティ・バランスを射った男(1962年)

ジョン・フォードといえば、ジョン・ウェインを主演にした西部劇が多く作った監督ですが、本作はその二人が組んだ最後の作品。一方でジョン・ウェインとジェームズ・スチュワートは意外にもこの映画が初共演。
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