外国映画 ゴッドファーザー(1972年) マリオ・プーゾの小説「ゴッドファーザー」が発表されたのは1969年のこと。その小説の映画化権をいち早く獲得したのがパラマウント・ピクチャーズで、経営不振に陥っていたパラマウントは本作の映画化によって莫大な利益を獲得して復活することになりました。 2025.06.21 外国映画1970年代
日本映画 白と黒(昭和38年) 一見すると松本清張の原作ものなのかなと勘違いしてしまうのですが、橋本忍が書き下ろしたオリジナル脚本を映画化した作品で、多くの黒澤作品で助監督を勤めあげた堀川弘通が監督し、小林桂樹が主演しています。 2025.06.01 日本映画昭和三十年代
外国映画 戦場にかける橋(1957年) 原作はピエール・ブールが1952年に発表した小説で、プロデューサーのサム・スピーゲルが映画化権を獲得し、デヴィッド・リーンが監督することになりました。三つの国の将校たちによる戦争冒険アクション映画は、アカデミー賞作品賞をはじめ7部門で賞を独占しました。 2025.02.26 外国映画1950年代
外国映画 死刑台のエレベーター(1958年) ルイ・マルは1956年にジャック・イヴ・クストーと『沈黙の世界』を共同監督していますが、単独での監督作品は本作が初めてで一般的には映画監督デビュー作とされています。音楽にマイルス・デイヴィスのジャズを使ったことでも有名です。 2025.02.13 外国映画1950年代
1940年代 第三の男(1949年) グレアム・グリーンが自らの原作を脚色し、キャロル・リードが監督したサスペンス映画で、映画史上ベストテンでは必ず上位にランキングされる不世出の名作であり、映画史上の最高傑作のひとつです。 2025.02.11 1940年代外国映画
外国映画 アパートの鍵貸します(1960年) デヴィッド・リーンの『逢びき』からインスピレーションを受けたビリー・ワイルダーが、『昼下がりの情事』以降コンビを組んでいたI・A・L・ダイアモンドとオリジナル脚本を書き下し、『お熱いのがお好き』のジャック・レモンを主演に起用した傑作です。 2024.09.29 外国映画1960年代
外国映画 大いなる西部(1958年) ウィリアム・ワイラーは1953年に監督した『ローマの休日』以来、グレゴリー・ペックと僚友関係となり、二人は共同製作者として西部劇の大作に取り組みました。東部と西部、旧世代と新世代など様々な対立関係を乗り越えようとするストーリーは当時の東西冷戦を背景としたものでしょうか。 2024.09.23 外国映画1950年代
日本映画 永遠の人(昭和36年) 木下恵介は優秀な脚本家でもあり、楠田芳子がシナリオを書いた『夕やけ雲』以降は深沢七郎の原作を脚色した『楢山節考』『笛吹川』以外はすべて自らの脚本を映画にしています。本作も木下恵介のオリジナルシナリオ作品で『笛吹川』に続けて製作されました。 2024.04.21 日本映画昭和三十年代
1940年代 落ちた偶像(1948年) グレアム・グリーンとキャロル・リードのコンビは翌1949年にオールタイムベストに必ずランクされる『第三の男』を作りますが、本作はその共同作業の土台を作るきっかけとなると同時に、トップクラスのサスペンス作品となっています。 2024.03.17 1940年代外国映画
日本映画 白い巨塔(昭和41年) 小説「白い巨塔」は大学病院や医学界の内幕を赤裸々に描いて評判を呼び、昭和40年には新潮社から単行本も刊行されました。翌年その小説を映画化したのが経営危機に瀕していた大映で、山本薩夫監督にとっても代表作となりました。 2024.01.22 日本映画昭和四十年代