1967年

外国映画

特攻大作戦(1967年)

ノルマンディ上陸作戦が実行される直前にドイツに潜入してナチス将官たちが集う城館を破壊するという特殊任務を描いた戦争アドベンチャー作品で、その特務部隊が囚人で結成される設定が、その後のアクション映画に多くの影響を及ぼしました。
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ロシュフォールの恋人たち(1967年)

『シェルブールの雨傘』に続き四年ぶりにジャック・ドゥミ監督が音楽家ミシェル・ルグランとコンビを組んで作ったフレンチミュージカルで、港町ロシュフォールを舞台にエスプリの利いたさまざまな恋愛ストーリーが軽快に語られていきます。
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007カジノ・ロワイヤル(1967年)

現在的にはダニエル・クレイグ主演で2006年に公開されたバージョンが一般的になっていますが、もとはショーン・コネリーではなくデヴィッド・ニーヴンがジェームズ・ボンドを演じた本作がシリーズの番外編コメディとして知られています。
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007は二度死ぬ(1967年)

シリーズ第5作となる本作ではジェームズ・ボンドは日本に派遣されてスペクターの秘密基地を探るという設定になっています。必然的に全国各地のいかにも日本らしい景色が映像におさめられています。本作の人気は『サンダーボール作戦』には及ばなかったものの、1967年度の世界興行収入ランキングで第3位に入っています。
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いつも2人で(1967年)

監督のスタンリー・ドーネンは『パリの恋人』『シャレード』に次いでオードリー・ヘプバーンと組むのは三作目。一流映画監督のもとで映画出演してきたオードリーにとっては三度も組んだ監督はスタンリー・ドーネン以外にはいませんでした。
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暗くなるまで待って(1967年)

ードリーのもとにヒッチコックの『ダイヤルMを廻せ!』を書いたフレデリック・ノットの新作が届きました。それが本作のもとになる小説だったわけですが、まもなくブロードウェイで舞台化されると知ったオードリーはすぐに映画化権を確保したいと要望を出したのでした。
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俺たちに明日はない(1967年)

原題の「Bonnie and Clyde」のとおり、1930年代にアメリカ中西部で銀行強盗を働いたボニー・パーカーとクライド・バロウのコンビを主人公にしていまして、アメリカンニューシネマの嚆矢ともいえる作品です。
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将軍たちの夜(1967年)

原作は1962年に発表されたハンス・ヘルムート・キルストによる同名の小説で、自らの軍隊体験をもとにして第二次大戦を題材にしています。本作の特徴は戦争を描いていながら、戦争に隠れて見えない個人の犯罪に焦点をあてているところで、戦争映画のジャンルには入りますが犯罪映画でもあり、犯人を追い詰めていくサスペンス映画とも言えるかもしれません。
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プレイタイム(1967年)

前屈みで膝を曲げずに歩くレインコート姿のユロ氏。ジャック・タチが自ら演ずる『ぼくの伯父さん』が、この映画にも登場します。けれども本作の主役は、そのユロ氏ではなく、映画の幾何学的でガラス貼りの建築物が建ち並ぶ近未来都市。パリの一角にあることは間違いないのですが、パリらしさのない、見知らぬ街。アメリカからやって来た観光ツアーの団体と一緒になって、この不思議な街を見物しましょう。
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