1951年

外国映画

ミラノの奇蹟(1951年)

第二次大戦後に復興を始めたイタリアは貧富の格差が顕在化してきます。本作は分断化されたイタリア社会をミラノ郊外の貧民窟を舞台にしてファンタジックに描いていて、1951年の第4回カンヌ国際映画祭ではパルムドールを獲得しています。
1950年代

ショウ・ボート(1951年)

ミュージカルを得意とするMGMが1951年にリメイクした作品で、ターザン映画で使用されていたMGMスタジオ内の巨大な池をミシシッピ川に見立て、旅公演を行うコットンブロッサム号が鮮やかなテクニカラーで描かれています。
外国映画

砂漠の鬼将軍(1951年)

エルヴィン・ロンメルはアフリカ戦線で英国軍と戦った英雄で、大戦中のドイツではヒトラーに次いで国民から人気があったとか。そのロンメルがどんな人で、ドイツ軍の中でどのように振る舞い扱われたのかを丁寧に描いていますので、ヨーロッパ戦争の勉強にもなる映画です。
外国映画

地球の静止する日(1951年)

原作はハリー・ベイツという人がパルプマガジンに書いた短編小説で、それを20世紀フォックス社がわずか500ドルで映画化権を買い上げたのだとか。監督のロバート・ワイズは1960年代にミュージカル映画の大作『ウエスト・サイド物語』と『サウンド・オブ・ミュージック』を演出した巨匠です。
外国映画

愛人ジュリエット(1951年)

寓話というかおとぎ話というかファンタジーなんですが、その世界はあくまで夢そのもので、一皮剥くと最悪の現実が待っているというギリギリの浮遊感が本作の魅力のような気がします。
外国映画

アフリカの女王(1951年)

川下りでのいろんなトラブルを経てハンフリー・ボガートとキャサリン・ヘプバーンが恋人同士になっていくストーリーラインが非常に魅力的で、本作でハンフリー・ボガードはアカデミー賞主演男優賞を受賞することになったのでした。
外国映画

地球最後の日(1951年)

もとは1933年に発表された小説ですが、宇宙からやってきた天体が地球に衝突するという究極のシチュエーションを扱った最初の作品といわれています。
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