昭和33年

日本映画

眼の壁(昭和33年)

昭和32年「週刊読売」に連載された原作は、前作の「点と線」とともに松本清張ブームを巻き起こしました。監督の大庭秀雄と主演の佐田啓二は、あの『君の名は』三部作のコンビ。恋愛ドラマ風な作り方から一転して、本作はなかなかハードな出来栄えになっています。予備知識なくなんとなく見始めても、いつのまにか画面に引き込まれてしまう。佳作とまではいかないのですが、隠れた一作です。
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