大庭秀雄

日本映画

雪国(昭和40年)

東宝版では池部良と岸恵子の主演でしたが、この松竹版では、島村を木村功が、そして駒子を岩下志麻が演じていると同時に、本作はフジカラーで撮影されていて、温泉街や雪景色が色鮮やかな映像で映しとられています。
日本映画

眼の壁(昭和33年)

昭和32年「週刊読売」に連載された原作は、前作の「点と線」とともに松本清張ブームを巻き起こしました。監督の大庭秀雄と主演の佐田啓二は、あの『君の名は』三部作のコンビ。恋愛ドラマ風な作り方から一転して、本作はなかなかハードな出来栄えになっています。予備知識なくなんとなく見始めても、いつのまにか画面に引き込まれてしまう。佳作とまではいかないのですが、隠れた一作です。
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