外国映画

外国映画

未知への飛行(1964年)

原題の「Fail Safe」は誤って核攻撃が発動されたときの制御の仕組みのことで、本作ではシステムの誤作動でモスクワへの核攻撃が命令されてしまった事態に、ヘンリー・フォンダが演じるアメリカ合衆国大統領がどのように対処するかが描かれています。
1940年代

ブロードウェイのバークレー夫妻(1949年)

フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースとしては1939年の『カッスル夫妻』以来10年ぶりの共演作で、RKOではなくMGMで製作されました。RKO時代はすべて白黒でしたので、二人が共演した映画としては初めてのカラー作品となり、これ以降共演はしていませんの結果的に唯一のカラー作品となったのでした。
外国映画

8 1/2(1963年)

次作の映画作りに悩んでいたフェデリコ・フェリーニはプロデューサーのアンジェロ・リッツォーリに製作中止を申し出ようとしたときに、自分自身を反映した映画監督を主人公にすることを思いついたといいます。映画監督グイドの内面に迫るこの『8 1/2』はフェリーニの最高傑作となったのでした。
外国映画

博士の異常な愛情(1964年)

『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』は核戦争が現実になるという状況を深刻なタッチではなく風刺喜劇的に描いていて、スタンリー・キューブリックの最後の白黒作品であると同時に、最高傑作のひとつにあげる人も少なくない作品です。
外国映画

あの胸にもういちど(1968年)

主人公を演じたのはイギリスのポピュラーミュージックのアイドルだったマリアンヌ・フェイスフルで、黒のレザースーツに身を包んでフランスからドイツの郊外を駆け抜ける「オートバイに乗った女の子」を実に魅力的に演じています。
外国映画

真昼の決闘(1952年)

結婚式の場面から始まり、正午過ぎに行われるガンファイトまで、ほとんどリアルタイムで進んでいきます。その中で協力をもとめる保安官が町民から見放されて孤立無援のまま4対1の対決にのぞまなければならなくなる物語が1時間半で語られる構成になっています。
外国映画

甘い生活(1960年)

ロベルト・ロッセリーニの作品に共同脚本で参加したフェリーニはネオリアリスモ路線を継承して『道』でアカデミー賞外国語映画賞を受賞するまでになりますが、現代社会を痛烈に風刺したこの『甘い生活』がフェリーニにとっての転機になったといわれています。
外国映画

夜霧の恋人たち(1968年)

ロマンチックな邦題がついていますが、トリュフォーが自分自身を投影したといわれるキャラクター、アントワーヌ・ドワネルが登場する三作目の作品で、コメディタッチの恋愛劇になっています。本作に続いて『家庭』『逃げ去る恋』が製作されて「アントワーヌ・ドワネルの冒険」シリーズと呼ばれることになります。
外国映画

ロンゲスト・ヤード(1974年)

原作のアル・ラディも監督のロバート・アルドリッチもたぶんこのゲームそのものを映画にしたかったんではないかと思うほど、ゲームに至るまでの鈍な展開をひっくり返すようなゲーム後のエキサイティングの展開と演出が冴えわたっていました。
外国映画

ひまわり(1970年)

第二次大戦中に結婚した二人ですが、夫がイタリア軍のロシア戦線に派遣されたまま戦争終結後も帰還せず、妻が単身ソ連へ夫を探しに行くという物語で、戦争によって普通の夫婦が引き裂かれる悲劇を描いています。
タイトルとURLをコピーしました