1960年代

外国映画

戦う翼(1962年)

人公バズ・リクソン大尉を演じているのはスティーヴ・マックイーン。あの娯楽映画の大傑作『大脱走』の前年に出演した作品です。マックイーン主演の戦争映画ならば、当然のごとく弱きを助け強きをくじくマックイーンを想像してしまうのですが、本作はちょっと違っていて終戦まで戦闘機に乗り続けたいとのぞむ戦争大好きな空軍大尉を演じています。
外国映画

プレイタイム(1967年)

前屈みで膝を曲げずに歩くレインコート姿のユロ氏。ジャック・タチが自ら演ずる『ぼくの伯父さん』が、この映画にも登場します。けれども本作の主役は、そのユロ氏ではなく、映画の幾何学的でガラス貼りの建築物が建ち並ぶ近未来都市。パリの一角にあることは間違いないのですが、パリらしさのない、見知らぬ街。アメリカからやって来た観光ツアーの団体と一緒になって、この不思議な街を見物しましょう。
外国映画

007ドクター・ノオ(1962年)

ジェームズ・ボンドがはじめて映画に登場。以来五十年も映画界を代表するヒーローとして活躍し続けています。ボンドガール、車、銃器、欧米以外の国、タキシード、酒、タイトルデザイン。007シリーズのエッセンスはすべてこの第一作に詰め込まれていたんですね。誰もが知っているギターリフのテーマ曲はモンティ・ノーマンの作曲。映画史上最も有名な主題曲ではないでしょうか。
外国映画

リオの男(1964年)

ジャン=ポール・ベルモンドと聞いて『勝手にしやがれ』を思い浮かべる方はアート映画志向なのに対して、この『リオの男』がすぐに思い出される方は娯楽映画志向なのではないでしょうか。それくらいベルモンドにとっての代表作のひとつ!とても楽しい映画で、気分がモヤっているときに見て、頭の中をすっからかんにしてしいまいましょう。
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