ACTION

外国映画

気狂いピエロ(1965年)

ゴダールは長編第一作の『勝手にしやがれ』でフランソワ・トリュフォーとともにヌーヴェル・ヴァーグの寵児となりましたが、長編10作目にあたるこの『気狂いピエロ』は、ヌーヴェル・ヴァーグが到達したひとつの頂点ともいえる映画史的に瞠目すべき作品となりました。
外国映画

ロンゲスト・ヤード(1974年)

原作のアル・ラディも監督のロバート・アルドリッチもたぶんこのゲームそのものを映画にしたかったんではないかと思うほど、ゲームに至るまでの鈍な展開をひっくり返すようなゲーム後のエキサイティングの展開と演出が冴えわたっていました。
外国映画

007は二度死ぬ(1967年)

シリーズ第5作となる本作ではジェームズ・ボンドは日本に派遣されてスペクターの秘密基地を探るという設定になっています。必然的に全国各地のいかにも日本らしい景色が映像におさめられています。本作の人気は『サンダーボール作戦』には及ばなかったものの、1967年度の世界興行収入ランキングで第3位に入っています。
外国映画

栄光のル・マン(1971年)

スティーヴ・マックイーンは自らレースカーを運転するほどのレース好きで、ジョン・フランケンハイマー監督の『グラン・プリ』への出演が叶わなかったこともあって、自身のソーラー・プロダクションの総力をあげて本作に取り組むことになりました。
日本映画

顔役暁に死す(昭和36年)

監督の岡本喜八は『独立愚連隊西へ』ですでに加山雄三を主演に抜擢していましたので、そのキャラクターを最大限に引き出しながら、地方都市で縄張り争いをするギャング集団の抗争をさまざまな映像テクニックを使って描いています。
外国映画

007サンダーボール作戦(1965年)

世界市場をターゲットにした本作は、なんと日本の日比谷映劇でワールドプレミア上映が行われたという記録が残っています。結果的に1965年の世界興行収入ランキングでは『サウンド・オブ・ミュージック』に次ぐ第二位となり、007シリーズの中では最高のヒット作となったのでした。
日本映画

霧笛が俺を呼んでいる(昭和35年)

映画を見ているうちに自然と気がつくのですが、キャロル・リード監督の不朽の名作『第三の男』とほぼ同じキャラクター設定とストーリー展開になっています。
外国映画

ブリット(1968年)

刑事物ジャンルではトップクラスに入る出来栄えではないでしょうか。というのも本作のキモはその圧倒的なリアル感。演出もキャメラも演技も、すべてにおいてリアリティが強調されていて、見ていると現場にいるような没入感に浸ることができます。
外国映画

突破口!(1973年)

「Charley Varrick」ってどんな映画なんだかわからないようなタイトルで興行的には大丈夫だったんでしょうか?なんて心配をよそにこの地味で渋めのアクション映画にはファンも多く、クエンティン・タランティーノもその一人らしいです。
日本映画

大脱獄(昭和50年)

高倉健と菅原文太の共演が見ものの脱獄もの。監督の石井輝男は成瀬巳喜男に師事していた割にはその作風は成瀬的な端正さとは真逆のアナーキーなもので、石井輝男らしさが存分に感じられる作品になっています。
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