千葉泰樹

日本映画

鬼火(昭和31年)

本作は東宝が「ダイヤモンド・シリーズ」と称して製作することになった中編作品の第一作で、上映時間は46分とTVの1時間ドラマと同じくらいの尺で作られています。千葉泰樹は本作の後も『好人物の夫婦』『下町』など5~6巻ものをダイヤモンド・シリーズとして発表することになります。
日本映画

ひまわり娘(昭和28年)

宝塚歌劇団に所属しているときに映画デビューした有馬稲子が正式に退団して東宝専属になってから初主演したのが本作で、いかにも東宝らしい都会派恋愛劇になっていると同時に権利を主張する女性たちをやや揶揄するような描き方が時代を感じさせる作品となっています。
日本映画

みれん(昭和38年)

出家して寂聴を名乗る前の瀬戸内晴美が書いた『夏の終わり』という小説で、瀬戸内晴美はこの作品で昭和38年度女流文学賞を受賞しています。映画化にあたっては、瀬戸内晴美本人がモデルとなっている主人公を池内淳子が演じています。
日本映画

二人の息子(昭和36年)

松山善三が脚本を書いていて、高度成長期における当時の日本の庶民たちが、みんながみんなイケイケどんどんではなかったことが丁寧に描かれていく質素で実直な作品といえるでしょう。
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