日本映画

不良少年(昭和36年)

羽仁進が設立に加わった岩波映画製作所は記録映画を専門に作っていましたが、本作は岩波映画製作所にとっても羽仁進にとっても初めての劇映画です。登場するのは非行経験のある少年たちでもちろん演技経験のない素人ばかりです。
外国映画

ブレージングサドル(1974年)

メル・ブルックスはパロディ映画を得意とした監督で、本作はデビュー作『プロデューサーズ』に続く監督作品です。西部劇映画を完全パロディ化すると同時に、主人公の保安官を黒人にして人種差別をする白人を徹底的に笑いものにすることに成功しました。
日本映画

プーサン(昭和28年)

原案となったのは漫画家の横山泰三が新聞に連載していた4コマ漫画の「プーサン」と「ミス・ガンコ」。4コマ漫画的なセリフやオチが様々なところに散りばめられつつ、昭和28年の日本の社会を冷静に記録するような風刺劇になっています。
1940年代

ブロードウェイのバークレー夫妻(1949年)

フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースとしては1939年の『カッスル夫妻』以来10年ぶりの共演作で、RKOではなくMGMで製作されました。RKO時代はすべて白黒でしたので、二人が共演した映画としては初めてのカラー作品となり、これ以降共演はしていませんの結果的に唯一のカラー作品となったのでした。
日本映画

笛吹川(昭和35年)

この『笛吹川』も『楢山節考』と同じく深沢七郎の小説を映画化したもので、戦国時代の甲州の貧農たちを年代記風に描いた叙事詩的な作品に仕上がっています。白黒の画面に青や赤などの原色を着色するパートカラーになっているところも見どころです。
外国映画

ブリット(1968年)

刑事物ジャンルではトップクラスに入る出来栄えではないでしょうか。というのも本作のキモはその圧倒的なリアル感。演出もキャメラも演技も、すべてにおいてリアリティが強調されていて、見ていると現場にいるような没入感に浸ることができます。
日本映画

二人の息子(昭和36年)

松山善三が脚本を書いていて、高度成長期における当時の日本の庶民たちが、みんながみんなイケイケどんどんではなかったことが丁寧に描かれていく質素で実直な作品といえるでしょう。
1940年以前

フランケンシュタイン(1931年)

ボリス・カーロフがThe Monsterを演じたフランケンシュタインの原点です こんにちは。大船シネマ館主よのきちです。今日の映画は、ジェームズ・ホエール監督の『フランケンシュタイン』です。フランケンシュタインは現在までに何度もリメ...
外国映画

プロフェッショナル(1966年)

原題は「The Professionals」で四人のプロフェッショナルが誘拐された人妻を助け出すために金で雇われるというプロットになっています。舞台はメキシコ革命期のテキサスとメキシコの辺境。ほとんど砂漠と岩山という厳しい環境を背景とした痛快アクション巨編になっています。
外国映画

ブラック・サンデー(1977年)

原作は「羊たちの沈黙」などのレクター博士シリーズで有名なトマス・ハリスのデビュー作。パレスチナゲリラとモサドの戦いを描いていることから、日本では公開直前に映画館を爆破するという脅迫状が届き、上映中止に追い込まれたいわくつきの作品です。
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