日本映画

秋日和(昭和35年)

小津作品の中では最も喜劇性が高く、見ていてゲラゲラ笑ってしまいましたね。特に可笑しいのは岡田茉莉子と旧友三人組のやりとり。
日本映画

青い山脈(昭和38年)

石坂洋次郎の小説は昭和22年に朝日新聞に連載された新聞小説で、昭和24年には原節子主演で映画化されました。その後何度も映画化が繰り返されて、本作は三度目にあたる作品。主人公の女子高校生役を吉永小百合、先生役を芦川いづみが演じています。
外国映画

アルフィー(1966年)

本作は1964年に初演されたビル・ノートン作の舞台劇がもとになっていて、ロンドンやブロードウェイで上演されて人気を博していたそうです。舞台でアルフィー役をやっていたテレンス・スタンプが映画出演を拒否したため、マイケル・ケインが主人公に収まり、結果的にマイケル・ケインの出世作になりました。
外国映画

アンツィオ大作戦(1968年)

アンツィオとはローマから南に50km離れたところにある港町。第二次大戦末期の1944年に連合軍はここからローマへ進軍するために上陸を果たしますが、ドイツ軍の激しい抵抗にあいました。本作はその戦闘を孤立した連合軍兵士の視点から描いた物語になっています。
1940年代

哀愁(1940年)

アメリカ映画なのですが、舞台は第一次世界大戦中のロンドン。戦地に赴く大尉とバレリーナがウォータールー橋で出会い、最後には別れが訪れる悲恋ものです。主演のロバート・テイラーとヴィヴィアン・リーはともに美男美女としての絶頂期。ハリウッドらしい恋愛映画の王道を行く名作となっています。
日本映画

赤い手裏剣(昭和40年)

主演の市川雷蔵は大映の看板俳優でしたから、ヒット作は必ずシリーズ化されていました。本作もあわよくば雷蔵の新しいシリーズものを狙った浪人ものの時代劇ですが、残念ながら続編は作られることはありませんでした。
昭和二十年以前

愛怨峡(昭和12年)

原作は劇作家の川口松太郎がトルストイの「復活」を翻案して書いたといわれていますが、「復活」ってこんな話だっけなというくらい本作の脚本では主人公を女性にして大きく改編されています。
日本映画

赤坂の姉妹より 夜の肌(昭和35年)

なんでこんな三流エロ小説のようなヘンテコな題名にしてしまったんでしょうか。三姉妹の長女と次女を淡島千景・新珠三千代が演じていて、その演技合戦が見どころです。
日本映画

暗夜行路(昭和34年)

豊田四郎監督の文芸路線の頂点ともいえるのがこの『暗夜行路』。志賀直哉は映画化を渋ったそうですが、池部良が主演するならと許可したのだとか。東宝の子会社である東京映画の製作作品です。
日本映画

アナタハン(昭和28年)

第二次大戦にアナタハン島に取り残された日本人たちが起こしたのが「アナタハン事件」。『モロッコ』で知られる監督のジョセフ・フォン・スタンバーグが、日本に来て日本のスタッフで制作したのが、この『アナタハン』なのです。
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