日本映画

昭和二十年代

悪の愉しさ(昭和29年)

出演者のクレジットで一番最初に出てくるのは「森雅之・久我美子・伊藤久哉」となっていますが、主人公を演じるのは伊藤久哉で、森雅之と久我美子は脇役に過ぎません。本作で本格的デビューを果たした伊藤久哉は東宝に移籍して活躍することになります。
日本映画

僕はボディガード(昭和39年)

渥美清が『男はつらいよ』で車寅次郎を演じたのは昭和44年のことで、本作はその5年前に東宝系の宝塚映画で製作された作品です。渥美清の役どころは大臣などの要人を護衛する警視庁警護係のボディガードという設定です。
日本映画

黒の報告書(昭和38年)

昭和37年7月に公開された『黒の試走車』が好評だったことから大映では「黒の~」というタイトルをつけた作品をシリーズ化していきます。それらの作品群は後に「黒シリーズ」と総称されることになるのですが、本作はその第二弾です。
日本映画

盲獣(昭和44年)

昭和6年(1931年)に江戸川乱歩が発表した小説「盲獣」を白坂依志夫が大胆に脚色、増村保造が監督しました。TVに観客を奪われた日本映画界が凋落する中で大映は昭和46年末についに倒産してしまうのですが、本作は大映末期に製作された作品でもあります。
日本映画

女の中にいる他人(昭和41年)

レバノン系イギリス人作家エドワード・アタイヤが書いた「細い線」という小説が原作となっていて、監督した成瀬巳喜男にとってはキャリア最終期の一本にあたる東宝作品です。主人公を演じるのは小林桂樹で、妻役は新珠三千代です。
日本映画

赤穂浪士 天の巻 地の巻(昭和31年)

東京映画配給が東横映画と大泉映画を吸収合併して、東急の子会社として東映株式会社が設立されたのは昭和26年のこと。GHQによる占領が終了して時代劇を自由に作れるようになった東映が満を持して忠臣蔵に取り組んだのが本作です。
日本映画

第三次世界大戦 四十一時間の恐怖(昭和35年)

週刊新潮に掲載された記事を原案とした本作を製作したのは第二東映。山脈の尾根を映したタイトルロゴとともに「第二東映」製作作品が映画館にかけられるようになって半年後に公開されました。
日本映画

宇宙快速船(昭和36年)

昭和36年に東映で映画デビューを果たした千葉真一の主演三作目で、太田浩児の初監督監督作となる本作は、海王星人による地球侵略をアイアンシャープが守るというSFヒーローものになっています。
日本映画

若い季節(昭和37年)

昭和36年4月から昭和39年12月までNHKで放映された「若い季節」は化粧品業界を舞台にしたミュージカル仕立てのコメディで、お茶の間の人気番組になっていました。そこに目をつけた東宝が渡辺プロダクションの渡辺美佐をプロデューサーに立てて映画化しました。
日本映画

宮本武蔵 巌流島の決斗(昭和40年)

東映が一年一作と決めて昭和36年にスタートした「宮本武蔵シリーズ」でしたが、昭和40年になると東映は時代劇ではなくヤクザ映画路線に舵を切っていました。最終的には低予算で製作することを条件にしてシリーズ最終作となる第五作が完成しました。
日本映画

宮本武蔵 一乗寺の決斗(昭和39年)

昭和36年にスタートした東映版「宮本武蔵シリーズ」は年一本のペースを守って昭和39年正月に第四作となる『一乗寺の決斗』を公開します。第二作以降因縁の関係にあった吉岡一門との対決がクライマックスを迎え、武蔵は吉岡の門弟七十六人と対決することに。
日本映画

宮本武蔵 二刀流開眼(昭和38年)

昭和36年に始まった内田吐夢監督による東映版「宮本武蔵シリーズ」五部作も中盤に差し掛かり、第三作で武蔵のライバル佐々木小次郎が初登場し、高倉健演じる佐々木小次郎が中村錦之助演じる武蔵と対峙する展開となります。
日本映画

忘れえぬ慕情(昭和31年)

松竹がフランスのパテシネマなど複数の映画製作会社と組んだ日仏合作映画で、脚本には松竹から松山善三が参加し、フランスのイヴ・シャンピが監督をつとめました。主演の岸恵子は本作の撮影後にイヴ・シャンピと結婚することになります。
日本映画

宮本武蔵 般若坂の決斗(昭和37年)

昭和36年5月に公開された東映版『宮本武蔵』から1年半が経過した昭和37年11月にシリーズ第二弾として劇場公開されました。姫路城を出た武蔵が京都から奈良へと剣術を磨く旅が描かれ、昭和37年度配給収入年間ランキングで第5位に入るヒットを飛ばしています。
日本映画

宮本武蔵(昭和36年)

吉川英治が書いた小説は繰り返し映画化されてきましたが、本作は内田吐夢監督と中村錦之助主演による「宮本武蔵シリーズ」の第一作で、5年にわたって劇場公開された五部作は東映が製作したこともあり「宮本武蔵」ものの決定版と言われています。
昭和二十年代

戦国無頼(昭和27年)

原作はサンデー毎日の連載された井上靖の小説で、脚色したのは稲垣浩と黒澤明。信長による城攻めで主君を失った落ち武者三人を主人公にして、そこに盗賊の娘と官女がからんで波瀾万丈の物語が繰り広げられます。
昭和二十年以前

新しき土(昭和12年)

戦前に日本とドイツが共同製作した原節子主演作にはふたつのバージョンがあり、DVDなどで見られるのはアーノルド・フィンク監督の日本語&ドイツ語版ですが、同時に伊丹万作が監督したものもあり、本作はドイツ語部分が英語に差し替えられています。
日本映画

真昼の暗黒(昭和31年)

正木ひろし弁護士によるノンフィクション本は、当時裁判が進行中だった八海(やかい)事件の犯人が冤罪であると訴え、ベストセラーになっていました。それを脚色したのが橋本忍で、冤罪を告発する社会派ドラマとして高く評価されました。
日本映画

銭のとれる男(昭和41年)

大映でトップスターになった田宮二郎は、毎月のように大映製作作品に出演していて、本作は大映プログラムピクチャーのひとつです。主人公佐川次郎は、昼はレーサー、夜はジャズクラブで演奏するトランペット奏者というなんともイカした設定です。
日本映画

緋牡丹博徒 お命戴きます(昭和46年)

藤純子が「緋牡丹のお竜」こと矢野竜子を演じる『緋牡丹博徒』が昭和43年に公開されてヒットを飛ばすと、東映はすぐにシリーズ化を企画しました。本作はその第七作にあたり、鶴田浩二が第五作『緋牡丹博徒 鉄火場列伝』に続いてお竜さんの相手役をつとめています。
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