SUSPENSE

外国映画

戦慄の七日間(1950年)

本作はイギリス映画でして、ロンドン・フィルムの製作です。ロンドン・フィルム社はハンガリー出身のアレクサンダー・コルダが設立した映画製作会社で、第二次大戦後はイギリス映画の代表作になった『第三の男』を送り出しています。
外国映画

北北西に進路を取れ(1959年)

映画の基本を振り返りたいなら、『北北西に進路を取れ』を再見すればそれで十分というくらいに映画とは何かを教えてくれる傑作がこの映画です。いつまでも究極に面白い映画として見続けたい作品ですね。
外国映画

007ロシアより愛をこめて(1963年)

1962年に公開された第一作『007ドクター・ノオ』が大ヒットして、ショーン・コネリー=ジェームズ・ボンドによる007がシリーズ化されることになりました。監督は同じくテレンス・ヤング。第一作のややB級SFアクション的な作りからは一転して、本作は本格的なスパイ・アクション映画に仕上がっています。
1940年代

幻の女(1944年)

原作はウィリアム・アイリッシュのミステリー小説「幻の女」で、1942年に出版されました。二年後に映画化されているということは小説がヒットしたせいでしょうか。
1940年代

救命艇(1944年)

原作者としてクレジットされているジョン・スタインベックは『怒りの葡萄』や『エデンの東』を描いた小説家で後にノーベル文学賞を受賞する大家。この大御所にヒッチコックはシナリオを依頼したのですが「使い物にならない」とほとんどボツにして、最終的にはジョー・スワーリングというシナリオライターの脚本を採用したそうです。船が撃沈されて遭難した九人が乗ったライフボート。その小さな救命艇の中だけで1時間半が進行するある意味での密室劇で、まるで舞台を見ているような緊迫感があります。
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