日本映画

赤い手裏剣(昭和40年)

主演の市川雷蔵は大映の看板俳優でしたから、ヒット作は必ずシリーズ化されていました。本作もあわよくば雷蔵の新しいシリーズものを狙った浪人ものの時代劇ですが、残念ながら続編は作られることはありませんでした。
昭和二十年以前

愛怨峡(昭和12年)

原作は劇作家の川口松太郎がトルストイの「復活」を翻案して書いたといわれていますが、「復活」ってこんな話だっけなというくらい本作の脚本では主人公を女性にして大きく改編されています。
日本映画

赤坂の姉妹より 夜の肌(昭和35年)

なんでこんな三流エロ小説のようなヘンテコな題名にしてしまったんでしょうか。三姉妹の長女と次女を淡島千景・新珠三千代が演じていて、その演技合戦が見どころです。
日本映画

暗夜行路(昭和34年)

豊田四郎監督の文芸路線の頂点ともいえるのがこの『暗夜行路』。志賀直哉は映画化を渋ったそうですが、池部良が主演するならと許可したのだとか。東宝の子会社である東京映画の製作作品です。
日本映画

アナタハン(昭和28年)

第二次大戦にアナタハン島に取り残された日本人たちが起こしたのが「アナタハン事件」。『モロッコ』で知られる監督のジョセフ・フォン・スタンバーグが、日本に来て日本のスタッフで制作したのが、この『アナタハン』なのです。
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