外国映画 花嫁の父(1950年) 娘を嫁に出すという話は世界中どこでも共通する話題になるわけでして、花嫁の父をスペンサー・トレイシー、花嫁をエリザベス・テイラーが演じた本作は、結婚式をあげるまでのドタバタをコメディ調に描いたアメリカンなホームドラマになっています。 2022.07.07 外国映画1950年代
外国映画 アラベスク(1966年) 脚本が結構メチャクチャなのでストーリーに引き込まれることはないのですが、変幻自在なキャメラの工夫と次々に展開される場面設定がいろいろと転換するバリエーションの豊かさに見とれているうちに映画が終わってしまいました。 2022.07.04 外国映画1960年代
外国映画 戦慄の七日間(1950年) 本作はイギリス映画でして、ロンドン・フィルムの製作です。ロンドン・フィルム社はハンガリー出身のアレクサンダー・コルダが設立した映画製作会社で、第二次大戦後はイギリス映画の代表作になった『第三の男』を送り出しています。 2022.07.02 外国映画1950年代
外国映画 大統領の陰謀(1976年) ウォーターゲート事件の真相を暴いたワシントン・ポスト紙のカール・バーンスタインとボブ・ウッドワードは取材の経緯を手記にして発表し、その原作の権利を45万ドルで買い取ったロバート・レッドフォードがワーナーブラザーズに持ち込んで映画化したのが本作です。 2022.06.22 外国映画1970年代
外国映画 リオ・ロボ(1970年) 1977年に亡くなったハワード・ホークスにとっての遺作になったのがこの映画です。撮影時にハワード・ホークスは七十四歳、ジョン・ウェインは六十三歳。二人の年齢が西部劇というジャンル自体が消滅しそうな時代を象徴しているともいえるでしょう。 2022.06.15 外国映画1970年代
外国映画 イヴの総て(1950年) 本作には原作があって、メアリー・オアという人が雑誌「コスモポリタン」に掲載した短編小説「イヴの知恵」がもとになっています。20世紀フォックス社はわずか5000ドルで映画化権を買い取り、アカデミー賞作品賞を受賞する映画に仕立てたのでした。 2022.06.13 外国映画1950年代
1940年代 素晴らしき哉、人生!(1946年) 1946年の公開時にはあまりヒットしなかったのが、TVで放映されるようになると人気が高まり、毎年クリスマスにこの映画をTVで見てアメリカの良心を再確認するのがアメリカ一般家庭の定番行事になっていったのでした。 2022.06.09 1940年代外国映画
外国映画 俺たちに明日はない(1967年) 原題の「Bonnie and Clyde」のとおり、1930年代にアメリカ中西部で銀行強盗を働いたボニー・パーカーとクライド・バロウのコンビを主人公にしていまして、アメリカンニューシネマの嚆矢ともいえる作品です。 2022.06.02 外国映画1960年代
外国映画 地球の静止する日(1951年) 原作はハリー・ベイツという人がパルプマガジンに書いた短編小説で、それを20世紀フォックス社がわずか500ドルで映画化権を買い上げたのだとか。監督のロバート・ワイズは1960年代にミュージカル映画の大作『ウエスト・サイド物語』と『サウンド・オブ・ミュージック』を演出した巨匠です。 2022.06.01 外国映画1950年代
外国映画 夏の嵐(1954年) 監督のルキノ・ヴィスコンティはイタリア貴族ヴィスコンティ家の出身で、映画監督になってからはデビュー作をはじめ『揺れる大地』や『若者のすべて』でネオリアリスモ調の作品を発表していきます。その中でこの『夏の嵐』は貴族と軍人を扱っていてヴィスコンティ自身の出自や経験が色濃く反映されたはじめての作品でもありました。 2022.05.30 外国映画1950年代