1949年

1940年代

三人の妻への手紙(1949年)

ジョセフ・L・マンキーウィッツは本作でアカデミー賞監督賞・脚本賞の二部門を受賞したのですが、翌年も『イヴの総て』で監督賞・脚色賞でオスカーを獲り、二年連続の二部門受賞は現在でもマンキーウィッツだけという快挙を成し遂げました。
1940年代

オール・ザ・キングスメン(1949年)

ハリウッドにしては珍しく政治の裏側に潜む腐敗を暴き立てたような作品になっていまして、1949年度アカデミー賞作品賞を受賞したにもかかわらず、GHQ占領下にあった日本では公開されず、日本での初上映は1976年のロッキード事件の最中になったのでした。
1940年代

ブロードウェイのバークレー夫妻(1949年)

フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースとしては1939年の『カッスル夫妻』以来10年ぶりの共演作で、RKOではなくMGMで製作されました。RKO時代はすべて白黒でしたので、二人が共演した映画としては初めてのカラー作品となり、これ以降共演はしていませんの結果的に唯一のカラー作品となったのでした。
1940年代

黄色いリボン(1949年)

原題にもなっている「She Wore a Yellow Ribbon」は19世紀前半から歌われていたアメリカ民謡。「遠くに行ってしまった彼を想い、彼女は黄色いリボンを身につける」という歌詞の曲が、本作ではさまざまな場面で曲調を変えながらリピートされます。
1940年代

春の珍事(1949年)

原題は「It happens every spring」。本作の主人公は野球好きの科学者で、野球が開幕するのは春。そして主人公は偶然にも木材をよける液体を発見して、それをすりこんで投げると、ボールはまるでバネが跳ねるようにバットをよけます。ですから「spring」はバネとか跳ねるとかの意味をひっかけてあるんですね。
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