山田洋次

日本映画

霧の旗(昭和40年)

山田洋次といえば「男はつらいよ」シリーズとイコールになるわけですが、シリーズ開始前は松竹でハナ肇を主役にした喜劇を専門にしていました。ところがどっこい、倍賞千恵子を主演にして松本清張作品の中でも異色ともいえるピカレスクロマンを映像化していたんですね。
日本映画

九ちゃんのでっかい夢(昭和42年)

坂本九を主演に据えながら、莫大な遺産相続とお笑いアクションに歌と踊りを重ね合わせて、文句なしに楽しめる作品に仕立てています。バタくさい素材ながらも軽めの味つけで、ロマンティックな雰囲気も加えるその演出は、松竹というよりは東宝のクレージーキャッツ主演映画に似た感じ。90分まるごと楽しい時間が過ごせます。
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