1954年

外国映画

大砂塵(1954年)

主演のジョーン・クロフォードは1930年代にMGMのスター女優で本作の撮影時は四十九歳になっていて、ジョニーギターを恋人にする女丈夫を演じています。町民を扇動するマーセデス・マッケンブリッジとの女同士の戦いが話題を呼びました。
外国映画

麗しのサブリナ(1954年)

オードリー・ヘプバーンが『ローマの休日』に続く主演作に選んだのがこの『麗しのサブリナ』で、ビリー・ワイルダー監督がブロードウェイで上演されることになっていた原作を買い付け、オードリーが主演する前提で脚本化した作品です。
外国映画

ダイヤルMを廻せ!(1954年)

本作が面白いのはまさに脚本のおかげで、ヒッチコック監督も舞台ものを映画化するときには、キャメラを外に出すなど映画的な撮り方をするのではなくあえて舞台に忠実に撮ったほうがリアリティが出るのだと言って、きわめてベーシックな演出に終始しています。
外国映画

夏の嵐(1954年)

監督のルキノ・ヴィスコンティはイタリア貴族ヴィスコンティ家の出身で、映画監督になってからはデビュー作をはじめ『揺れる大地』や『若者のすべて』でネオリアリスモ調の作品を発表していきます。その中でこの『夏の嵐』は貴族と軍人を扱っていてヴィスコンティ自身の出自や経験が色濃く反映されたはじめての作品でもありました。
外国映画

帰らざる河(1954年)

はっきりいってプロットもいい加減ですし、キャラクターの描き方も浅いのですが、とにもかくにもマリリン・モンローを見てくださいというだけの映画で、しかもそれで十分楽しめてしまう作品でした。
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