昭和35年

日本映画

大菩薩峠 竜神の巻(昭和35年)

本作は『大菩薩峠』の第二部にあたりますので、第一部が昭和35年10月公開されてからわずか9週間後の12月末に大映の正月映画として封切られました。
日本映画

赤坂の姉妹より 夜の肌(昭和35年)

なんでこんな三流エロ小説のようなヘンテコな題名にしてしまったんでしょうか。三姉妹の長女と次女を淡島千景・新珠三千代が演じていて、その演技合戦が見どころです。
日本映画

波の塔(昭和35年)

政治家への贈賄事件が絡むものの基本的には青年が人妻の女性と不倫におちる松本清張の恋愛小説が原作です。清張の小説を映画化するのは一種のブームのようになっていて、昭和32年の『顔』を筆頭に昭和40年までになんと二十作が映画化されています。
日本映画

大菩薩峠(昭和35年)

主人公机竜之介の酷薄で虚無的なキャラクターにぴったりとマッチした雷蔵の代表作のひとつです。また大映京都撮影所のスタッフによる時代劇映画づくりの洗練されたテクニックも見どころになっています。
日本映画

裸の島(昭和35年)

大手映画会社のしがらみから抜け出して、自由に映画を作りたい。そんな大志を抱いて、松竹を退社した新藤兼人が中心になって設立した近代映画協会ですが、設立十年で製作資金が底を尽きてしまいます。解散することになり、最後の作品としてこの『裸の島』が作られることになりました。ところが、翌年のモスクワ国際映画祭で上映されると、世界各国から注目を浴びることになり、協会の累積赤字を解消してしまったそうです。よかったですね、ほんとに。
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